9年も経っても中2

中二病、とか、

よく言ったものだわ


それなら誰か処方箋を頂戴



もう、痛い人でも、電波でも、情緒不安定でも、
誰もが通る通過点でも、思春期でも、
それこそ中二病でも、

何でもいい

いくなった


そう認めてしまったほうが、いくらか楽だと思った



また、だ。


何もしたくない
全て手放して、消えたい


死にたくない
生きていたい
けれど消えてしまいたい


と、思うときが、年に数回、ある

大学時代は、ガツン！と年１でそれが来ていたから、
存外安定していた気もする


今は新生活が始まったばかりということもあるけど。



誰かに励ましてほしいわけでもない
頑張れ、とか、嬉しいけど、そういうのがほしいわけじゃない

こうなってしまった私をきっと救えるのは、
完全にこの世から私を連れ出してくれる、ひと

なんて、ファンタジー。
想像ばっかして、現実逃避して、
そんな誰かが迎えに来てくれたことなんて、
一度だってないのにね

馬鹿にされたっていい
 

どうやったって会えない人は
いつだって会える（だってすぐにだって、頭が作り出す）

会おうと思えば会える人は
いつもは会えない（それがげんじつ）


だから、最初から会いたいなんて思っちゃ駄目で、
そう思っても会ったら駄目だって、私が言ってる。怯えてる。



いつだって夢の中
猛烈なファンタジーで世界を濁そう

かいり

離れていく

別々になっていく

広げた手のひら

握ってみても、それは、どこか、空虚で。



私はどこ
私はだれ


どこからが夢で
どこからが想像で
どこからが現実で

全部ゆめ


あなたは病気です、って言ってもらえたら、どんなにか楽だろう。

平凡な非凡な平凡が非凡

独占 自分だけのものにすること。ひとりじめ。

所有 自分のものとして持つこと。


***


私は誰が回してるか分からないこの世界を、自分の感覚で切り取ることしか出来ない

それでも十分過ぎるほど、
世界は広くて、狭い

***


鳥かごのインコを自慢するより、
空を舞うツバメを、あれは自分のものだと、自慢する方が、

何倍もの優越感を得られはしないだろうか


空想だと笑われては
それまでだけれど。
***

所有 ありうる限りの。すべての。

***

相対評価は嫌いだけど


選んでくれる理由なら

絶対評価より相対評価。

小さな鳥かごで一生暮らせたらいいけど。

泣いて縋る、女

奪う、女

電話の向こう

しろくなる、世界

意識、途切れ、

ゆめのなか


引き戻されては、

時間だけ過ぎれ、と、ねがう

そうして、いま、ここに。


***

それは少しだけ

はらはら　して
どきどき　して
わくわく　して
ぞくぞく　して

でもその先を想像してみたりして、

ぴたり、思考を止める。

不安まで辿り着かなければ
ちょっとだけ　えきさいてぃんぐ

「自分がフラれると思ってないでしょ」

誰に言われたんだったっけ。

だって、思っても、仕方なくない？
思えば思うだけ、怖いだけ。

失礼じゃない？
誇らなきゃ。

***




我が子は絶対、ほどよく放任。

自由のおもさを知っている子に育てるの。

大丈夫と言って笑ってほしいだけ

もともと、泣き虫だった

自由に育てられたからか
末っ子だからか
感受性豊かだからか
被害妄想激しいからか
自意識過剰だからか
マイナス思考だからか

知らないけど。


最近は本当に涙もろい
胸の底から喉の奥にこみ上げる、何かが。

先が見えないことが、こんなに恐ろしいだなんて
「卒業まで」ではないもの

お願い、私に力をちょうだい
ファンタジー
非現実から現実に、どうか力を

そらをとぶ

空　想　くらいさせて


非現実と現実って、やっぱり不思議
考えても考えても、答えが出ないね
完全に違う世界じゃない
現実から非現実が生まれ、
非現実に現実が映し出される

私もちょっとした解離性障害だ

ここにいる、という実感が、
無いわけではないけれど
それを感じることを恐れている
ここにいる、実感は
ここにいなければならない、を知らされるから


黒い檻よ
どうか私を守って