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気まぐれ更新、思いつき日記
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恋愛戯曲

―――私と恋に落ちてちょうだい。

ranaitop.jpg渡部ってこう観ると俳優顔だなぁ。

いわゆる渡部口調はそのままだったけど、
ちゃんと普通に舞台でした。

「TVプロデューサーの渡部」って
何かネタにしか思えないけど(笑)

脚本は鴻上さん。
主演女優は牧瀬里穂

あと、斉藤慶太出てた。
ブランチの王子の。

一番最初のシーンで挿入曲が流れて、

「あれ、アジカン?」
とか思ったら、アナログフィッシュでした。
私はまだまだですね。

歌詞が好きだったなぁ。


「今 世界と音信不通で上の空」


って、何かいいと思いません?


毎度毎度貧相な感想で申し訳ないが
(あ、何か韻踏んだ)
面白かった。

この世のそこらじゅうにある「そんなもん」を拾い集めて
舞台中すげえ考えさせて、最後は「そんなもんなんだよな」って感覚になって閉幕。

ころころ変わる多重世界に途中、着いていけなくなって、
分かりやすい演出にはなっていたけど、
場転中にそれを一生懸命考えないといけないのは、ちょっと疲れたかな。
途中から化粧しながた観ちゃったし。

舞台って、あの逃げられない空間だからこそ成立する部分ってやっぱある。
テンポとか世界観とかだって、引き込んでなんぼだし。
直接生の声や音が鼓膜に響くのが気持ちいいんだよなぁ。

もちろん、映像は映像で、編集されてる分いろいろ観れて面白いんだけど。


女優さんの声が凄く良かった。
強盗の二人が楽しそうだった。


「現実はどうにもならないのを知ってるから、
せめてドラマではどうにかなって欲しいって思うんだろ。
どうにもならないのを知ってる奴が、
どうにもならないドラマを観て何が面白いんだよ!」


みたいなセリフが良かった。

なるほどなるほど。


鴻上さんの舞台は分かりにくいのか分かりやすいのか分からないけど、
比較的分かりやすいはずだから(多分)、お勧めです。

何か9月に映画化するそうですね。
深田恭子と椎名桔平で。

深田恭子かーうーん??
好きだけど、何か天然でおバカな役のイメージが強いんだよなぁ。
したたかな演技も好きなんだけど、
あの高い声が、とても女性の匂いがするんだよな…。

でも登場人物とか観ると、舞台とはまた違った感じっぽい。

てか、この舞台も再演で、初演では
永作博美が出てたとか。

ああ、なるほど(笑)
永作博美は…いいよね。



あとはネタばれ。
一応下げます↓↓
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※ネタばれです
自分大好き
私は私のことが好きすぎて、
それでたまに他人を傷つけちゃうこともなくはないってだけなのだ。




本谷有希子さんの戯曲。

鶴谷南北戯曲賞受賞作品だとか。
劇団の代表に借りて(大分昔に)、やっと読んだ。

なるほど、貸してくれた理由がよく分かった気がする。
面白かった。お腹いっぱい。ちょっと物足りないのはやっぱ舞台で観てないせいかな。

でもあんまり頻繁に観たいタイプの芝居じゃなくて、
でも舞台として観てみたいような、まぁ戯曲だけでいいような。
舞台を観るとしたら、一緒に行きたい人が限られる感じ。それか一人で行って悶々としたい。


5人の役が、全員エゴ前回で動いてく。その隠さないこと隠さないこと。
結局はそういうモンでしょ、そういうコトでしょって感じでグングンくる感じ。
あとがきで、性悪な女が書きたかっただけと書いてあるけど本当にそんな感じ。

冒頭に書いた煽り文が強烈にキた。
文学ってこういうの、直球で出せるからいいよね。
しかも芝居ってそれを生身の人間が演じるわけで。
内側をえぐられるような、擽られるような、引っ張り出されるような感覚が好き。


他人の気持ちなんて分かるものじゃないからと、自分勝手に振る舞うのを、トラウマのせいにして正当化する里見。

誰もが何かを理由にしないと、生きていくのが辛いときがある。




戯曲読むのもいいな!
これからはちょっとずつ読んでみよっかな。

舞台で生きて、

舞台で死にたい。


舞台にとり憑かれ
舞台に捉われ
舞台に魅せられ
舞台に狂う


あの快感を。


華々しいあの場所へあの場所へあの場所へ


 

私の居場所は
ゆめのなか。

慌ただしい休日は過ぎていって 残る 1日


2日行けば土日だから休みなんだ とか
そういう考えばっかりしてる、いっつも、そう
大丈夫なのかな


追いコン


盛大に追い出してもらいました


今年追い出されたのは私と、同期と、あと3人の5人
残留組も卒業し、ようやく一新!という感じがする
出て行く私が言うのもなんだけど。


年度末は忙しいのか、OBOGさん方はあまり来れなかったようだけど
1コ上の先輩はほぼ出席してくれたし、しばらく会ってなかった3コ上の先輩や、
なかなか休みが合わずに公演に来れてなかった先輩も来て下さって嬉しかった
先輩の前ではいつまで経っても後輩だなって思えてなんとなく安心するあまえた気質でござる


次の公演や就活で忙しいのに
企画やら飾りつけやら頑張ってくれて
すごく良い追いコンでした
料理もおいしかった!!


飲み会といえば入部当初からあまり良い思い出が無いのですが←自業自得
最後には楽しませてもらいましたよ!!


プログラム的に乾杯→酔いどれ即興劇だったので
とりあえず酔おう!って感じで先輩が飲み会のゲームをやってくれて超飲みました。
簡単に説明すると、カシスの瓶(3分の2くらい入ってる)2本をそれぞれ2チームに分かれて
先に飲み終えたほうが勝ち!


…ゲームでも何でもないですね★
や、先輩が提案してくれたゲームは他にもありましたよ
ジャンケンで負けた人が~系のとか
でも前回の飲み会からなぜかあまり負けないww
おいしいのかおいしくないのかw


そんで、カシスの勝負は勝ったわけですよ(あっさり)
一緒のチームだった後輩ちゃんがかなり飲み
私もほぼ原液カシスを2、3杯飲み
恐ろしい速さで瓶は空き、恐ろしい速さで酔いましたw


いつもは嫌いな即興劇も、べろんべろんでやれば怖くない★
途中小道具で使われた酒の缶をビールとも認識できず
(何故か勝手にチューハイだと思ってた)
一気飲みしようとして不味過ぎて断念するお粗末具合


酒は飲んでも飲まれるな\(^o^)/


そんなこんなで次におでこでプリ(以下略



スピーチ。


3年前から、自分がこの場に立ったとき
何話すんだろって考えてた


ほんとはずっと、謝るべきなんじゃないかって思ってた


入部したてからトラブルメーカーだった
恋愛ゴトに関して。だけ。
だけなのに、だけ、じゃ許されない場所だった
どうして?
演劇やる場所なのに
人の恋愛なんて関係ないじゃん
って、思ってた


だけど私のせいで泣いた人が沢山いる


何かあるたび悲劇のヒロイン気取りで(って実際言われたしw)
私は泣いて誰かに縋った
誰も助けてくれない救ってくれないといいながら
いつだって助けてもらっていた
私を悪いという人も悪くないという人もいた


「沢山迷惑かけた
沢山迷惑かけられた」


どう受け取ってもらえるかは、その人の心次第にした。


辞めるのは責任をとることと違う
どんな手を使っても辞めさせる


色々言われたけど、続けてよかった


ああどうしよう離れたくない


思ったとき、それ以上話すのはやめた
潔くない姿を見せたくなかったし
私がつらくなるのがいやだった


好き放題した


ここで、恋愛なんてしなければ


何度も思った
部内恋愛禁止にしようなんて、後輩と笑ったこともある



だってそれさえなければ
泣かなくて済んだこともあったはず
我慢しなくて済んだこともあったはず


ほんとうに。


部内に好きな人が出来て
それを活力に頑張れて
恋してる間、私はとても贅沢だった
なのに付き合うと同時に沢山のことが犠牲になるのを知った
犠牲を払って何を得てるのか分からなくなることもあった


でもね
恋しないの、無理だったと思う


うん、無理だった



ここに書けるのはこういうことくらい。
演劇については、また書くかもしれないし書かないかも

学生最後の舞台が終わりました。

私の見てきた卒業生達は
去年も一昨年もぼろぼろ泣いていたので
私もそうなんかなーと何となく思いながら
楽日までまったくそんな気配は無く

それでも千秋楽の最後
舞台の裏で1人になったとき
何度も見てきたその光景が一気に蘇って
これが最後だなってそのときだけ何故か実感して
カーテンコールに出る直前には
涙を堪えるのに必死だった

卒業生からの挨拶

最後の最後まで嫌だって言ったのに
とりあえず形式的に済ませて(だって本当に苦手なんだもの)
その後は泣かなかった

だって私の卒業なんて無関係に観に来て下さっているお客様だっているのに
そんな私事聞かされても…って感じじゃない?

多分、私の個人的なお客さんがいなかったら
舞台を出たあと迎えてくれる(ってのもおかしいけど)OBOGさん達の前で
ボロ泣きしてたのかもしれないなって思う

友達に挨拶して挨拶して挨拶して
よし、先輩だ!って思ったら「そろそろバラシじゃない?」なんて言われたら
ちょっと興ざめしちゃう。

去年は泣いた
一昨年も泣いた
けど今年は泣かなかったよ泣きそうだったけど

なんとなく、最後の最後に気が緩んでしまった姿を友達に見られたくなかったんだ
だって大切なお客様だもの。私は役者だもの。

私の代わりに、先輩が泣いてくれた笑ってくれた
だからそれだけで嬉しくて。


私の後輩は、私の卒業をどう思っているのかな
自分のことは他人のことよりも分かり辛いものだから

ただ、私の作品に多くの人が関わってくれたってだけで満足
ここでやってきて良かったって思う
こんなにワガママで未熟だけど、慕ってくれてるって思って良いのかな
そう思ってくれるきっかけが私の演技だったら、それはもう喜ぶべきことで。

ほんとは、泣きたくなかったんだ
もちろん、役者としてのプライドもあったけど
泣いてしまったら終わったことを自覚してしまうから
寂しくなってしまうから


私はこれで、演劇を卒業


いつかやりたくなるに決まってる
そのとき私に余裕があれば、やれたら良いなとも思う

だけど、これでオシマイ

「これからどうするの?」
私の目標は仕事を好きになること
だから演劇やめても悲観はしてないの


ただね、私の価値が舞台の上にあったから
そこから降りてしまうことだけが、怖い。


部活を引退すること
演劇をやめること
そのどちらもが、私にとってはすごく重い

私のプライドは、どこへ行くんだろう

話だけは書き続けるつもり。


正直言うと、
卒業おめでとう、よりも
面白かったよ、って声の方が嬉しかった

やっぱり、どうして卒業でおめでとうなんだろうって、思っちゃう
私は他人から評価されることを恐れているのに
そうされることを望んでいるという矛盾を抱え続けてる

舞台なんて、どうやっても他人の目に晒されて評価される場所なのに
どうして好き好んでこの場所を選んだんだろう

不思議。
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HN:
アサキ
年齢:
37
性別:
女性
誕生日:
1987/04/30
職業:
大学生
趣味:
物語作り、クレーンゲーム、四葉探し、写真
自己紹介:
Y浜の大学で演劇ばかりやっていたら
いつの間にやら
モラトリアムは終わり、社会人に。
コメントくれたら小躍りして喜びます。
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