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気まぐれ更新、思いつき日記
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学生最後の舞台が終わりました。

私の見てきた卒業生達は
去年も一昨年もぼろぼろ泣いていたので
私もそうなんかなーと何となく思いながら
楽日までまったくそんな気配は無く

それでも千秋楽の最後
舞台の裏で1人になったとき
何度も見てきたその光景が一気に蘇って
これが最後だなってそのときだけ何故か実感して
カーテンコールに出る直前には
涙を堪えるのに必死だった

卒業生からの挨拶

最後の最後まで嫌だって言ったのに
とりあえず形式的に済ませて(だって本当に苦手なんだもの)
その後は泣かなかった

だって私の卒業なんて無関係に観に来て下さっているお客様だっているのに
そんな私事聞かされても…って感じじゃない?

多分、私の個人的なお客さんがいなかったら
舞台を出たあと迎えてくれる(ってのもおかしいけど)OBOGさん達の前で
ボロ泣きしてたのかもしれないなって思う

友達に挨拶して挨拶して挨拶して
よし、先輩だ!って思ったら「そろそろバラシじゃない?」なんて言われたら
ちょっと興ざめしちゃう。

去年は泣いた
一昨年も泣いた
けど今年は泣かなかったよ泣きそうだったけど

なんとなく、最後の最後に気が緩んでしまった姿を友達に見られたくなかったんだ
だって大切なお客様だもの。私は役者だもの。

私の代わりに、先輩が泣いてくれた笑ってくれた
だからそれだけで嬉しくて。


私の後輩は、私の卒業をどう思っているのかな
自分のことは他人のことよりも分かり辛いものだから

ただ、私の作品に多くの人が関わってくれたってだけで満足
ここでやってきて良かったって思う
こんなにワガママで未熟だけど、慕ってくれてるって思って良いのかな
そう思ってくれるきっかけが私の演技だったら、それはもう喜ぶべきことで。

ほんとは、泣きたくなかったんだ
もちろん、役者としてのプライドもあったけど
泣いてしまったら終わったことを自覚してしまうから
寂しくなってしまうから


私はこれで、演劇を卒業


いつかやりたくなるに決まってる
そのとき私に余裕があれば、やれたら良いなとも思う

だけど、これでオシマイ

「これからどうするの?」
私の目標は仕事を好きになること
だから演劇やめても悲観はしてないの


ただね、私の価値が舞台の上にあったから
そこから降りてしまうことだけが、怖い。


部活を引退すること
演劇をやめること
そのどちらもが、私にとってはすごく重い

私のプライドは、どこへ行くんだろう

話だけは書き続けるつもり。


正直言うと、
卒業おめでとう、よりも
面白かったよ、って声の方が嬉しかった

やっぱり、どうして卒業でおめでとうなんだろうって、思っちゃう
私は他人から評価されることを恐れているのに
そうされることを望んでいるという矛盾を抱え続けてる

舞台なんて、どうやっても他人の目に晒されて評価される場所なのに
どうして好き好んでこの場所を選んだんだろう

不思議。
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プロフィール
HN:
アサキ
年齢:
37
性別:
女性
誕生日:
1987/04/30
職業:
大学生
趣味:
物語作り、クレーンゲーム、四葉探し、写真
自己紹介:
Y浜の大学で演劇ばかりやっていたら
いつの間にやら
モラトリアムは終わり、社会人に。
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