五月蝿い五月蝿い五月蝿
頭の中でノイズが止まらない
目の前が曇る何も見えない見たくない
私が不幸にしてしまったあの人は私の幸せを願ってくれた
だから幸せにならなきゃいけなかった何も考えちゃいけなかった
ましてや後悔など後悔などしてないするわけない
私が選んだ道なんだから
それでも。
何も考えたくない
何も決断したくない
現状維持すら鬱陶しい
被害妄想甚だしい
私は被害者じゃない容疑者
開き直っても進めない
私は何処どこ行ったの
誰か私を1人にして
誰も私を1人にしないで
何処へ行くとも決めてないのに縋る私はみっともなくて
現状を言い訳にして何も無かったことにはしたくない
助けて何処行ったら良いの何処も行きたくないし何処かに行ってしまいたい
黒い服はせめてもの懺悔と最高の防御
何色にも染まらない染められない私を全て隠す色
メイクで素顔を隠してそれでも演劇は最も自分を晒す場所
赤い髪は挑発
黒く縁取った瞳は威嚇
乾いた唇は言葉を紡がない為の虚勢
この手は最早綺麗になることは無い
私は何処へ行きたいんだろう
仰向けになって黒いペンキで空を描いたら
全て真っ黒になった
それだけが心地よい空間だった
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