無題

時々
積み上げてきたものを
作り上げてきたものを

この手で崩してしまいたくなる時がある
滅茶苦茶に壊してしまいたい衝動に駆られる

上手くいってないからとか
そういうものではなく

何故か無性に突然に


あんなことを言えば怒るのは予想出来たはずだった
大抵のことは都合良く運ばないのも経験済みだったし
言わないことも出来た

だけど何かから解放されたくて
それはある意味破壊だったのかもしれない

完成間近のオブジェをもう一度練り直し新しい形を作る
その終わりの無さに魅力を感じているのだろうか

いっそ怒ってくれれば良かったのに
笑い飛ばせば良かったのに
投げかけた疑問は解決を相手に委ねる手段
何が一番の解決だったかなんて知らない
興味ないと一言告げて彼は帰った
好きにしろ、と

勿論、誰と仲良くしようと私の勝手だ
それは私が一番分かっているし望んでいること

どうして欲しかったんだ
許されたかったのか
自己満足か


友人の引越し準備だかで明日のお出かけはキャンセル

ついてないわ