寸分ほどの希望に縋って
絶望の線路沿いを進む
向こうに渡れば
戻れるかしら
けれど踏み切りがないの
ずっとなり続ける
カン、カン、カン、カン
横切ってしまっても良いのだけれど
もう少しで踏み切りにつく気がするし
カン、カン、カン、カン
今日は踏み切りを渡る夢を見たわ
目が覚めて絶望したけれど
乾ききった砂のグラスに
水を汲めば
満ち足りて
そして崩れ落ちるわね
わたしが欲しいのは夢じゃないのよ
それは蜃気楼
通り過ぎる電車に
一瞬の涼しさを欲するようなもの
私は誰?
ずいぶん歩いたわ
そろそろ踏み切りがあるはずじゃない
どこで鳴っているの?
カン、カンカン、カン
ああでも
夢の中で掴んだ手は確かに温かかった
理由はわからなかった
理由なんてどうでもよかった
笑っていたから、それで。
ぎこちない笑い
鏡の前で笑顔の練習をやめたのは
いつから?
違和感ばかり
私は誰?
もう嫌だ
蜃気楼に
消えたい
絶望の線路沿いを進む
向こうに渡れば
戻れるかしら
けれど踏み切りがないの
ずっとなり続ける
カン、カン、カン、カン
横切ってしまっても良いのだけれど
もう少しで踏み切りにつく気がするし
カン、カン、カン、カン
今日は踏み切りを渡る夢を見たわ
目が覚めて絶望したけれど
乾ききった砂のグラスに
水を汲めば
満ち足りて
そして崩れ落ちるわね
わたしが欲しいのは夢じゃないのよ
それは蜃気楼
通り過ぎる電車に
一瞬の涼しさを欲するようなもの
私は誰?
ずいぶん歩いたわ
そろそろ踏み切りがあるはずじゃない
どこで鳴っているの?
カン、カンカン、カン
ああでも
夢の中で掴んだ手は確かに温かかった
理由はわからなかった
理由なんてどうでもよかった
笑っていたから、それで。
ぎこちない笑い
鏡の前で笑顔の練習をやめたのは
いつから?
違和感ばかり
私は誰?
もう嫌だ
蜃気楼に
消えたい
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