Thank you v

無事に公演が終わりました

今回は沢山のお客さんが観に来てくれました
本当に友人に恵まれてるなぁ…と、ほこほこします
差し当たり、この場を借りてこのブログを観てくださっている方々にはお礼をば。

本当にありがとう！！！



今回は…
まぁ何かと大変だった
いつも大変
大変じゃない公演なんて無いのよ
悩まない公演なんて無い
役者やれば絶対悩むし

以下、下げます
裏話なんて無いですが、お客さんとして来て下さった方に晒すのは
ちょっと申し訳ない話もありやなしやなので一応。

頑張った分だけ報われる

って、嘘なんじゃないかって思うときがある
勿論信じたいことではあるしそう思ってないとやってらんない

だけどね
頑張ったのに
「他の皆はもっと頑張ってる」だとか
「本当に頑張ってんの？」とか言われたら
それでオシマイじゃん

いや自分は頑張ったんだこんな収穫があったんだって
自己満足じゃん

こんなこと思いたくないんだけど
結局お客さんにどう思われるかどう見られるかの世界なんだよね

自分を作るのが他人なら
こんなに冷たい話は他にありはしない


私は他人には「頑張った分だけ結果が出る」って言うし
それがどんなに小さなことでも
例えば少し声が大きくなったとか
少し動けるようになったとか
少しマイムが上手くなったとか
少し目線が高くなったとか
それだけでも良いって思う

とか言っちゃってる私がこんなマイナス思考なんだから困ったもんなんだけど

マイナス思考っていうか、現実的な極論

頑張るのが怖いのはやっぱり
頑張ってないって言われるのが怖いこと
認められないこと

力を抜いたフリをして頑張るなんて私には出来ない
本気でそれが出来る人は格好良いというか凄いけど
「実はこんなとこ頑張ってるんだよね」とか言われると台無し。笑っちゃう
そんで私はきっと誰かにそれを言っちゃうタイプだし
頑張ってる私を見て！って思っちゃうから


叫んでるだけじゃないんだよ
いろいろ考えて、いろいろ試して…


なんて通じない世界
その1度だけが勝負の世界

一発勝負なんて、大嫌いな私なのにね

今は少し…かなり役者に対して前向きになれないでいる

だって、今回で私は、きっと、最後だった

みんな私が演劇を続けるって思ってる
私もそう思ってた
だけどね
中途半端になんて出来ないの
それが私の最後のプライド

もし機会があればそのとき前向きであれば
たまに考えるけど今は無理


プロの演劇界の人に認めてもらえた
華があるって、それが私の役者としての武器だったんだ
やっと自信を持って言えること見つけたんだ

今までだったら喜んで私はその申し出についていけたのに

だけどこれからの私なんて勝手なこと、身近な人達にでも言われる筋合いは無い
もっと出来たでしょなんて言わないで
出来たらしてるよ手抜きなんてしない

台本はいろんな意見を踏まえて改定された
声が出てる基本がなってるってプロの人に褒められた
日記の更新は私の後継ぎが毎日人を指名して書かせたから実現した
演技はたくさん変えてたくさん悩んで今の形になった
たくさんたくさん努力した

だけど、そうじゃなかったって言われたら、おしまい


「頑張って」じゃなくて「頑張ってるね」の方が嬉しいって誰かが言ってた私もそう思った
だけどそんな生易しい世界じゃなくて
そんな甘やかしてくれる世界じゃなくて…
もっと頑張れるでしょ、ってそればっかり！


次こそ！と思うばかりが格好良さではないと思うの
描いて描いて描いてそれでも駄目なら一度描くのをやめる
ウルスラがそう言っていたの


私やっぱり何も思わぬ顔でさらりとその言葉を放ったあの男を許す気は無い
今でも八つ裂きにしてやりたいと思う
どうして人の気持ちを考えないんだろう
どうして私ばっかり？
やっぱり打ち上げなんて良い思い出があまり無いなぁ
真面目な話なんてしないでさっさと酔っ払っちゃえば良かったのかも



さあ気持ちを切り替えて
そつろん、だいほん、きょうしゅうじょ
私にはやることばかり！